「そもそも」の言い換え語のおすすめ・ビジネスでの言い換えやニュアンスの違いも解釈

本記事では、「そもそも」の言い換え語を解説します。

「そもそも」とは?どんな言葉

そもそもには名詞と接続詞の用法があり、名詞では最初や発端という意味を表します。

対して、接続詞の場合はいったい、だいたい、さてなど改めて説き起こすときに用いる語としての意味を表します。

漢字では抑々と表記されますが、平仮名で表記されるケースがほとんです。

「そもそも初めから私は乗り気ではなかった」「そもそも歴史というのは移ろい変わりゆくものである」のように使われています。

ビジネスでも使える「そもそも」の言い換えのお勧め

ここでは「そもそも」のビジネスでの言い換えのお勧めを詳しく紹介します。

「もとより」

◆ 使い方やニュアンスの違い
初めからや以前から、言うまでもなくという意味を表す言葉であり、同じような意味を表すそもそもとは言い換えが可能です。

「もとより、何のトラブルもなく成功できるとは思っておりません」のように使われています。

「もともと」

◆ 使い方やニュアンスの違い
はじめからやもとから、行動を起こす前と変わらないこと、損にも得にもならないことという意味を表す言葉です。

含める意味の一部はそもそもと対応しているため言い換えに用いることが可能です。

「もともと、こちらからお迎えに上がるつもりでした」のように使われています。

「当初」

◆ 使い方やニュアンスの違い
そのことのはじめや最初、最初期を意味する言葉であり、こちらもそもそもの言い換えとして使うことができます。

「当初のお話ですと、来週が納期予定となっています」のように使われています。

「そもそも」のカジュアルな言い換えのお勧め

ここでは「そもそも」のカジュアルな言い換えのお勧めを詳しく紹介します。

「端(はな)から」

◆ 使い方やニュアンスの違い
端には物事の初めや最初という意味が含まれており、端からの形にすることでそもそもと言い換えることができます。

「端から私は彼を相手にする気はなかった」のように使われています。

「元来(がんらい)」

◆ 使い方やニュアンスの違い
最初からそういう状態や性質であることを表す、物事を説き起こしたり、疑問を呈したりするときに用いられる語としての意味が含まれています。

したがって、そもそもとの言い換えが可能です。

「元来、この制度は経済弱者のために設けられているものだ」のように使われています。

まとめ

そもそもの言い換えには多くの言葉が存在します。

それぞれの意味をしっかり把握し、表現の幅を広げるようにしましょう。

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