この記事では、「いつでも」という言葉の意味や類語などについて分かりやすく説明していきます。
「いつでも」という言葉の意味
漢字では「何時でも」と表記する「いつでも」という言葉は、「時を表す語」である「何時」という語と、「〇〇においても」という意の「でも」という語を組み合わせて、「どのような時でも」などと言う意味合いで用いられる表現です。
「いつでも」という言葉の1つ目の意味は、「どんな時でも」です。
2つ目は「常に」や「いつも」などという意味合いで使われています。
「いつでも」の類語や言い換え
「いつでも」という言葉の類語や言い換えは以下の通りです。
・『いつ何時(なんどき)』
「いつ」という語を強めた言い回しで、あまり目にすることはありませんが、漢字では「何時何時」と表記し、「いかなる時も」や「ふだん」などを表す文言として使われています。
・『常時(じょうじ)』
通常の状態や普通の時などを表し、「24時間いつも」や「好きな時にいつでも」などと言う意味合いで使われる言葉です。
・『折(おり)に触れて』
「機会があれば」や「ちょうど良いタイミングで」などを表す言葉で、双方の都合が良い時や、時間があればなどという意味合いで用いられる表現です。
・『しょっちゅう』
ある事柄が少しも途切れることなく続けて起こるさまを表し、「ふだん」や「絶えず」などを表す表現になります。
「いつでも」の類義語
「いつでも」の類義語は以下の通りになります。
・『相変わらず』
今までとほとんど変わったところが見られない様子を表す言葉で、「以前と変わらない」さまや「前と同じ」状態などを表しています。
・『平素(へいそ)』
ビジネスメールなどの最初の挨拶文として頻繁(ひんぱん)に使われる言葉で、「日頃」や「いつも」などを表しますが、初めての相手や同じ社内の人間には使われない表現になります。
・『常日頃(つねひごろ)』
「つね」と「ひごろ」という同じ意味の語を重ねて、その意味を強調させた言葉で「ふだん通り」や「いつも通りの」などを表す表現になります。
・『止め処無く(とめどなく)』
「終わるところがない」さまや「永遠に続く」様子などを示す言葉で、ある事柄などが際限なく続く状態などを表す文言です。
まとめ
今回は「いつでも」という言葉について紹介しました。
「いつでも」という言葉の本来の意味や類語などをよく理解して、日常的に使いこなせるようにしましょう。
