大の大人が「私だけを見て」と口に出すことはまずないでしょう。
とはいえ承認欲求は大人になればきれいさっぱりと消えてしまうものではありません。
むしろ制御しきれなくなった承認欲求に足をすくわれてしまいひどい目に遭う大人もいます。
しかし承認欲求は使い方次第では人生を良い方向に変える強力なエンジンになってくれるもの。
「私だけを見て」と言いたい相手に振り向いてもらうためにまっとうな努力をすることは、たとえその恋愛が実らなかったとしてもあなたにとって大きな財産になります。
「私だけを見て」の花言葉を持つ花
「私だけを見て」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「キバナカタクリ」
キバナカタクリはユリ科カタクリ属の花です。
セイヨウカタクリ、エリスロニウムとも呼ばれます。
日本にも自生しているカタクリの仲間で、サイズは10〜35cmほどとカタクリと同程度か少し大きいくらいです。
また開花期は3〜4月で、主な花の色は名前通り黄色。
育てやすく増やしやすいという特徴があり、観賞用として花壇や庭などに植えられることがあります。
花言葉は「私だけを見て」「嫉妬」など。
ゆえに工夫しなければほぼ間違いなく相手に重い人間だという印象を与えてしまうでしょう。
ギフトとして使われることはほぼないようですが、もしギフトにするならポジティブな雰囲気の花言葉を持つ花と合わせるなどの対策が必要です。
「シロツメクサ」
シロツメクサはマメ科シャジクソウ属の多年草です。
クローバーという名前でよく知られており、特に四つ葉のものは幸運のシンボルとして人気があります。
公園やグラウンド、芝生などでよく見られるので、これで花輪を作ったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
主な花言葉は「幸運」「約束」などですが、「私を思って」「私のものになって」という重い花言葉もあります。
とはいえラッキーアイテムのイメージが強いので、比較的ギフトとしては使いやすいでしょう。
「パンジー」
パンジーはスミレ科スミレ属の花です。
春の花壇を彩る花として非常に人気があります。
花のカラーバリエーションが非常に豊か、開花期が長い、比較的育てやすいなど強みが多いことから学校や役所、公園など公共の場所に植える花としてもポピュラー。
またエディブルフラワー(食べられる花)としても利用されています。
花言葉は「私を思って」「もの思い」など。
これらはパンジーの花がうつむいている人の顔に似ていることからきているそうです。
「私だけを見て」と似た花言葉を持つ花
船の錨(いかり)に似た花を咲かせることで知られるイカリソウには「君を離さない」「あなたを捕まえる」などの花言葉があります。
またつる植物の代表格であるアイビーには「死んでも離れない」というなかなかにアグレッシブな花言葉があります。
無論、これらの花言葉を使う時にも注意が必要です。
まとめ
「私だけを見て」やそれに近い花言葉を持つ花としてはキバナカタクリ、シロツメクサ、パンジーなどが挙げられます。
もしこれらの花をギフトにしたいなら、相手の精神的な負担にならないよう何かしらの工夫が必要となるでしょう。
