「今後もご縁がございましたら嬉しく思います」とは?
ビジネスにおける使い方、敬語での言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「今後もご縁がございましたら嬉しく思います」とは？
これは、この先も何か縁がある状況を仮定した言葉です。
このように表現することで、縁があると仮定した上で、それを嬉しく思う気持ちを伝達できます。
「今後も」と表現していることから、「今まで」も縁があったと分かります。
また、「ございましたら」は「あったら」を丁寧語にしたものです。
そして「あったら」は「ある」を仮定表現に言い換えたものなのです。
なお、「嬉しく思います」は「嬉しく思う」を丁寧な表現にしたものになっています。
これらのことから、「今後もご縁がございましたら嬉しく思います」が、この先も何か縁がある状況を仮定した言葉であると分かるのです。
「今後もご縁がございましたら嬉しく思います」のビジネスにおける使い方や使われ方、使うときの注意点
ビジネスでこの言葉を使う場合には、どのようなものがあるでしょうか。
たとえば、ある取引先と共同で仕事を終えたとします。
そしてその取引先とは、また一緒に仕事したいと感じたのでした。
このケースでは、「今後もご縁がございましたら嬉しく思います」と述べるとよいでしょう。
これにより、縁があるという状況を仮定した上で、嬉しく思う気持ちを伝達できるのです。
この言葉を使用する際には、「ご縁がございましたら」の使い方に注意しましょう。
これは、「ご縁がありましたら」で代替可能です。
また、「ご縁があれば」と言い換える方法もあります。
このように、同じような意味でも色々な形で表現できるのです。
実際の状況に合わせて、適した表現を選択するとよいでしょう。
「今後もご縁がございましたら嬉しく思います」を使った例文
この言葉を使った例文を挙げます。
例文のように、「ございましたら」を変化させると、少し印象の違う仮定表現を作り出せるのです。
・『今後もご縁がございましたら嬉しく思います』
・『もし今後もご縁がありましたら嬉しく思います』
・『仮に今後もご縁があったら嬉しく思います』
「今後もご縁がございましたら嬉しく思います」の類語と敬語での言いかえ
この言葉の類語と敬語での言いかえを説明します。
「今後もご縁がございましたら嬉しく思います」の類似表現
この言葉の類似表現として、「今後も」を「この先に」に置き換える方法があります。
「今後も」と「これからも」は、同じような意味合いで使用できる言葉なのです。
「今後もご縁がございましたら嬉しく思います」の敬語表現
この言葉を、別な敬語表現で言いかえるとどうでしょうか。
たとえば、「思います」を「存じます」に言いかえる方法があります。
この場合は、謙譲語を使った表現にできるのです。
まとめ
このように、この先も何か縁がある状況を仮定する場合に、この言葉を使用できます。
ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。
